Vintage 1970's Algha Works 14KTRG Panto Round Eyeglasses [46-21] -Made in England-
Ful-Vue Style

66,000円(税6,000円)

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【Algha Works】
イギリスのロンドンの歴史ある工房Algha Works (アルガワークス) 。

Algha Worksは、創業1932年。
40年代に入るとイギリスでは、国営医療保険制度 (NHS) が誕生。政府は医療品として眼鏡を国民に支給したが、その制作をAlgha Worksに依頼。デザインや素材の品質、価格などの規制を課せられたが、Algha Worksにとってそれは工場の技術向上にも役立ちました。

その後、50年〜70年代初期までAlgha Worksは、NHSから安定的な大量受注を受け、400バリエーション以上の眼鏡をNHK向けに生産。








80年代に入ると工房は大きな転換期を迎える。
イギリス政府が、NHSから国民への眼鏡の無償提供を廃止。

これにより経営が悪化したAlgha Worksは、伝統的な工房を後世に残す意味を鑑みて、米国のAmerican Optical (アメリカンオプティカル) 社に買収される。このAmerican Optical社から1988年、Algha Worksの技術の結晶をブランド化して売り出そうという戦略が生まれ、"Savile Row" (サヴィル ロウ) という名のブランドが誕生しました。

1996年、American Optical社は経営悪化により、Algha Worksを手放すことになったが、歴史あるこの工房を救おうと今度はイギリスの眼鏡会社が手を挙げ、Algha Worksは本国へと買い戻されることとなりました。Algha Worksは、再び小さな工房としてスタートし、「Rolled Gold」という伝統的な製法を受け継ぎながら、Savile Row (サヴィル ロウ) というブランドを現在も作り続けております。














その特徴ある丸メガネは故ジョンレノンがこよなく愛したことで知られ、またエリッククラプトンやショーンコネリーなど、数々の著名人が使用したことでも知られております。

同じくビートルズのPaul McCartney (ポール・マッカートニー) もこのAlgha WorksのPantoを愛用しておりました。










■Brand : Algha Works -Made in England-
■Style Name : Vintage 1970's Algha Works Panto Round Eyeglasses
■Color : 14KTRG Gold
■Size : 46-21 (レンズ横幅46mm×レンズ縦幅43mm、フロント総横幅12.3cm、テンプル14cm)









イギリスのロンドンで80年以上の歴史を持つ工房「Algha Works(アルガワークス)」。
そしてこの工房が80年前当時と同じ方法で作り続けているのが工房オリジナルブランドである「SAVILE ROW(サヴィルロウ)」。

サヴィルロウといば、ジョン・レノンが愛した「PANTO (パント)」と呼ばれるボストンフレーム (丸メガネ) が有名です。
この傑作「パント」と同型のアルガワークスの丸メガネが入荷です。

サヴィルロウ「パント」はAOに買収されてから1988年、工房オリジナルブランドとして誕生することになりますが、このモデルの原型は、1930年代からイギリスで支給されていました。









というのも、ジョン・レノンが掛けていた丸メガネ。
これはそもそもイギリス政府から支給されたメガネのようです。

イギリス政府が国を上げて保険制度を充実していたことから、目の悪い人向けにメガネが支給されていたのが、ジョン・レノンが使った始まりのようです。









その政府からの制作を担っていた工房がAlgha Works (アルガワークス)」です。

熟練の職人による、140以上の工程をすべて手作業で製作することで、独特な風合いと特徴が完成していきます。
ほとんどの眼鏡会社が外注を行うような、小さな部品に至るまで、自社で一から生産。
本物のクラシックと呼ばれる理由がここにあります。









Algha Worksの丸メガネには大きく分けて2モデル存在します。
テンプルヒンジがフロントの中央に付けられた「Side-Mount」スタイルと、テンプルヒンジをフロント上部に配置した「Ful-Vue」スタイル。

ジョンはこのどちらのスタイルも愛用していたようです。













今回入荷のモデルはAlgha Worksの1970年代頃の「Ful-Vue」スタイルのフレームになります。
後のサヴィル・ロウ「パント」となる完成形の丸メガネです。










こちらの個体は"14KTRG"と刻印が見られるように14金が使用された当時のアルガワークス最上級のPANTOフレームになります。

"14KTRG"の刻印が入る個体は滅多に出てこないです。
"14KT"の後に続く"RG"とは「Rolled Gold」の略称になります。




-Rolled Gold製法-
通常ゴールドのメガネには、24金は柔らかすぎるため使用できず、金属を混ぜて14金や18金で作るか、金のメッキ加工を施しております。

しかし、Rolled Gold (ロールド・ゴールド) 製法では、24金の輝きを保ちつつ耐久性にも優れたゴールドを作ることが可能。宝飾業界から生まれたこの加工技術は、合金の芯の回りに8から10ミクロンの14金を巻き、その上に24金のコーティングを計6回も施して0.5ミクロンの24金の層を作るというもの。

3構造のゴールドはこの製法により完全に一体化して、曲げた時にも合金の芯にそって曲がり安定感が得られる。加工した直後は太めの棒状のRolled Goldは、コイルに操り返し巻くことで細いワイヤーにしメガネのパーツに使用する。同じくRolled Gold製法で、一番外側の24金の代わりにロジウム (プラチナ仕上げ) の層を使用したシルバー色も展開しております。




このAlgha Worksの伝統的な製法"Rolled Gold"によって生み出された一級品になります。
当時の12金のものと比較してもこちらの14金RGの方がよりゴールドの色合いが濃く深みのある印象で、他のメガネでは類を見ないとても気品ある輝きです。

ブリッジ裏に"14KTRG"、
両テンプル裏に"FRAME MADE IN ENGLAND"と刻印が刻まれております。



























【Condition】
A : 傷の少ない綺麗なコンディションになります。
→レンズは入っておりませんので、フレームのみの販売となります。




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S : デッドストック-新品
A : 年代を感じさせない綺麗なビンテージ品
B : 年代を感じさせる傷・汚れが多少あるが目立たないビンテージ品
C : ビンテージ品特有の傷・汚れがみられるが使用に問題のない商品
D : 傷・汚れのひどいビンテージ品